【要約】

犬のぼくは、詩が大好物。骨よりおいしい詩をもとめ、冒険の旅にでます。ぐるりとまわりを見わたせば、世界はふしぎなことだらけ。ぴんと耳をそばだてて、くんくん匂いをかいでみて、宇宙を味見してみよう。

同書は、児童詩集『あかちゃんの秤』の続編です。

【抜粋訳: p.76】

心の鳥

心の鳥はまよいません
どこに行くのかしっています
心の鳥は歌います
あなたの心をひびかせて

文／訳　末延弘子　ハンネレ・フオヴィ著『ぼくのうたの缶づめ』（2008）より