【要約】
明るくておちゃめな女の子シーリは、おとなりのオット三兄弟(ちびオット、まんなかオット、おおきいオット)と音楽教室に通うことになりました。
ちびオットはマラカス、まんなかオットは太鼓、おおきいオットはフレンチホルン、そして、シーリはリコーダーを選びました。
そこに、オット三兄弟のいとこのケルットゥがやって来ます。あいかわらず、ぼさぼさ頭に泥だらけの服のケルットゥ。今回は、黄色い箱に「ノミ」を持ってきて、みんなをあっと言わせます。ところが、肝心の「ノミ」が逃げてしまい、ケルットゥは「たった一人の友だち」を失ってしまったことに落ちこみます
ケルットゥをなんとか励まそうと、シーリとオット三兄弟は得意技を披露したり、じぶんたちの楽器を弾かせてあげたりして、ケルットゥのためにいろいろ考えます。
ケルットゥの大切な友だち「ノミ」は見つかるのでしょうか?そして「ノミ」の正体は?
音楽教室で、それぞれじぶんの楽器を手わたされたシーリとオット三兄弟とケルットゥは、みんなで「ケルットゥのノミ」を演奏します。
「ヘイナとトッス」シリーズでおなじみのティーナ・ノポラの「シーリ」シリーズ第5作目。ほかに、『Siiri ja kolme Ottoa(シーリとオット三兄弟)』(2002)、『Siiri ja yläkerran Onni(シーリと2階のオンニ)』(2003)、『Siiri ja sotkuinen Kerttu(シーリとこまったケルットゥ)』(2004)、『Siiri ja kamala possu(シーリとかわいそうなブタ)』(2005)があります。
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