【要約】
好奇心旺盛で面倒見のいいウサギは、編集長のジャコウネズミに勧められて新聞社に務めることになりました。家の老朽化で引っ越しを検討中のモモンガのために家探しの記事を掲載したり、遠方からやって来たカバを取材したり、カバのために歓迎パーティを開いたり。
歓迎パーティでは、森の住人たちが顔をそろえます。郵便配達のガチョウ、通販好きのネズミ、音楽のコマドリ先生、印刷屋のリス、フクロウ校長先生、ハリネズミ調理長。貴賓客のタカは、ハリネズミのアシスタントとして立ち働くことに。
アルヴィッド・リュデッケン賞受賞作の本書では、思いやりをとおして生活する仲間たちの様子や、育まれる友情が、生き生きと描かれています。
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