KIRJOJEN PUUTARHA
フィンランド文学情報サイト

ニュース

ミカ・ワルタリ生誕100年

ミカ・ワルタリ生誕100年

【ミカ・ワルタリ生誕100年】

フィンランドの有名な作家ミカ・ワルタリ(Mika Waltari, 1908-1979) が生まれたのが今から100年前の1908年9月19日でした。それを祝してフィンランドでは生誕100周年を祝う行事が行なわれ、またイベントが開催されます。

ミカ・ワルタリは、小説家、劇作家、詩人として活躍し、第一次世界大戦後の社会と未来への展望を描いた小説『遥かなる私の想い』(Suuri illusioni, 1928)で文壇での地位を確立しました。その後、古代エジプトを舞台に、自我と葛藤する医師シヌへの人生を描いた小説『エジプト人シヌへ』(Sinuhe, egyptiläinen, 1945)で国際的に高い評価を得ることとなります。また、フィンランド国内では『パルム警部の誤算』(Komisario Palmun erehdys, 1940)などの作品で推理小説家としても親しまれています。

ミカ・ワルタリ生誕100年に関しては、公式サイト「MikaWaltari100.net」を参照してください。


ニュース&特集記事の目次へ   ▲このページのトップへもどる