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第12回踊る熊賞は、ティーホネンとミックヴィッツの二人へ

Largo


国営放送局YLEが主催する踊る熊賞が、作家の館ヴィラ・キヴィにて発表されました。今年は、イルポ・ティーホネン(Ilpo Tiihonen, 1950~)の詩集『ラルゴ(Largo)』(WSOY, 2004)、ピーター・ミックヴィッツ(Peter Mickwitz, 1964~)の詩集『からだの持ち主は(För vad kroppen är värd)』(Söderströms, 2005)に贈られました。

民俗詩と現代詩の滑らかな融合、次第に膨らんでゆくドラマを含んだティーホネンの詩は、前年度のサヴォニア賞(サヴォ地方出身の作家に贈られる文学賞)、そして本年度のフィンランド政府賞にも輝きました。また、ミックヴィッツの詩は、存在と感情の居場所を「始めと終わりが見事に交合」(選考委員会評)した悲しみで歌ったとして評価されました。


link1 踊る熊賞 (Tanssivakarhu ja Kääntäjäkarhupalkinto)の過去の受賞者については、こちらをご覧下さい。
link1 フィンランド政府賞(Kirjallisuuden valtionpalkinto)の過去の受賞者については、こちらをご覧下さい。


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