【要約】
わたしが描いた赤いまる「ポンポン」が、ちょっと冒険の旅にでます。ポンポンは、いろんなかたちに姿を変えたり、いろんなかたちの一部になったりします。赤いまるから、ピエロの鼻、風船、犬の毛の模様、お皿、こけもも・・・、いろんな瞳に出会って、ふたたび家にもどるお話です。
いろんな赤いまるのかたちはあるけれど、でも、赤いまるって、いったいなんだろう?
家にもどったポンポンは、また旅を続けます。そして、いろんな赤いまるを探しにゆきます。
色とりどりの切り紙や端切れや糸がコラージュする、ペルトラの楽しい絵の世界は、ヨハンナ・ヴェンホの児童詩『こけもののゆび(Puolukkavarvas)』(2006)でも見られます。
2004年度北欧絵本コンテスト出品作。
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