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Tyhjyyden ympärillä    原書名:  Tyhjyyden ympärillä
 (無の周り)
 作者名:  Aki Salmela, 1976~
 アキ・サルメラ
 出版社 / 年:  Tammi / 2008
 ページ数:  84
 ISBN:  9789513138882
 分類:  詩集
 備考:  Sanomattomia lehtiä

【要約】

ここに座る。石の隣に。石がそこに在るために。しかし、なぜ石なのか。名づけられようとおもねず、ただ在る。ただそこに在り、それだけで、いかに自らを充たしていることだろう。すべてはイメージのようなものであり、抽象されたものである。充たしているものは無である。生とは、今ここに在る、現在だろう。一人では誰でもない。誰かで在るときにはもう、私たちは考えている。

【抜粋訳】

詩人は哲学者のようなもの
現実が私たちのなかで形成する
意味、それを試みる

人間は葉っぱのようなもの
風に吹かれて
行ったり来たり

文/訳 末延弘子 アキ・サルメラ著『無の周り』(2008)より


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