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木々は八月に何をするのか / Mitä puut tekevät elokuussa
現代フィンランド文学の代表作家であるクルーンは、明快で的確な文体ながらも詩情溢れる言葉で幻想と現実をつなぎ、その境界線に揺らぎをもたらします。物事の根本的な原理を追求しながら、可能と不可能や時間と無限の接点に迫るのです。本書の七つの物語は、いつ、どこで、遠くて近しい現実が起こりうるかもしれないという可能性を秘めています。
物語に鏤められた質問や回答は決して目新しいものではありません。私たちがいつの間にか記憶の片隅に押しやってしまった純粋な問いを、クルーンは引き出してくれます。
■ 著者
Leena Krohn
■ 訳者名
末延弘子
■ 原書名
Mitä puut tekevät elokuussa
■ 邦訳名
木々は八月に何をするのか
■ 出版社
WSOY
新評論
■ 出版年
2000
2003
■ 頁数
146ページ
225ページ
■ ISBN
951-0-25424-X
4-7948-0617-5
■ 関連情報
作家については「作家紹介」ページを参照ください。
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