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2006年度フィンランディア文学賞とフィンランディア・ジュニア賞の候補者

【2006年度フィンランディア文学賞】

フィンランディア文学賞(Finlandia -palkinto)は、フィンランド書籍財団よりフィンランド人による称賛に値すべき小説を称えて、毎年贈られる文学賞です。賞金は、26,000ユーロ。1984年に設立された当初は、純文学のほかにエッセーなども受賞対象でしたが、1989年よりノンフィクション文学を対象としたノンフィクション・フィンランディア賞(Tieto-Finlandia -palkinto)が設立されています。毎年、フィンランディア賞受賞作品選考委員会が設置され、最終的には候補作品を6作品に絞り、小説のみが受賞対象にりました。1993年以降は選考委員会長によって受賞者が決定されます。12月7日に最終決定及び授賞式が予定されています。 (過去の受賞者については、こちらをご参照ください)


【2006年度候補者と作品】

◇ Kari Hotakainen, Huolimattomat (WSOY) [参照]
◇ Markku Pääskynen, Vihan päivä (Tammi)
◇ Taina Sampakoski, Ikoni (Tammi)
◇ Petri Tamminen, Enon opetukset (Otava) [参照]
◇ Kjell Westö, Där vi en gång gågtt (Söderströms)
◇ Robert Åsbackan, Kring torget i Skoghall (Schildts)


【2006年度フィンランディア・ジュニア賞】

1997年に設立された同賞は、フィンランド書籍財団より、功績を上げた児童文学に贈られる文学賞。 賞金は26,000ユーロ。フィンランディア賞と同じく、毎年、設置された選考委員会より6作品が受賞候補として挙げられ、最終的には一名が受賞します。11月30日に最終決定及び授賞式が予定されています。(過去の受賞者については、こちらをご参照ください)


【2006年度候補者と作品】

◇ Henrika Andersson, Emma Gloria och de Levande Varslarna (Söderströms)
◇ Anu Holopainen, Molemmin jaloin (Karisto)
◇ Seita Parkkola, Viima (WSOY)
◇ Sirpa Puskala, Kingi (WSOY)
◇ Timo Parvela & Virpi Talvitie, Keinulauta (WSOY)
◇ Virpi Saarinen, Hämäränkoira (Otava)


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