【要約】
コンスタ・コポネンは7歳になりました。いよいよ小学校一年生です。初日の朝は、期待と不安で足を挫いたり、トイレがやたらと近くなったり、なんだか落ち着きません。同い年で隣に住んでいるアンニとは同じA組になりました。
担任は、巻き毛のショートヘアで元気いっぱいのおばあちゃん、ミリヤミ・レッパネン先生。「一年生のもっとも大切な仕事は遊ぶことです!」と言うミリヤミ先生に、コンスタは耳を疑います。忘れ物をしないために赤い糸を指に巻きつけたり、ののしりたいときは20秒待ってみたり、みんなそれぞれじぶんのおもちゃを持ってきて遊んだり、絵本を作ったり、父母参観日のために「眠れる森の美女」を練習したりと、授業はまさに遊びの延長線のようです。
楽しいけれど、毎日が不安なコンスタ。クラスメートとともに、コンスタはなにを学び、いかにじぶんを表現してゆくのでしょう?
カッリオニエミの「コンスタ」シリーズ第一弾。
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