ティーナ・ノポラ
(Tiina Nopola, 1955-)

養護保母から、児童書を書くことになった姉のシニッカ・ノポラ(1953-)に誘われて児童作家へ転身。これまで姉妹で手がけた児童書は、「ヘイナとトッスの物語」シリーズ、「リストとゆかいなラウハおばさん」シリーズなど数多く、舞台化、映画化、テレビ化され、世代を超えて長く愛されている。保母として子どもたちと接する機会の多かったティーナは、細やかな観察眼をもって子どもの関心を惹きつけることに長け、お茶目な少女シーリが主人公の絵本「シーリとシーリの仲間たち」シリーズ(2002-)は海外でも評価されている。