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エイノ・レイノ
フィンランドの詩人、小説家、劇作家。17才で詩集『弥生の歌』(Maaliskuun lauluja, 1896)を著し、文壇にデビューする。フィンランドの民族的な題材とヨーロッパの文学様式を融合させた詩集『聖霊降臨祝歌』(Helkavirsiä, 1903)で新民族ロマン主義を代表する詩人となる。その他に、小説では『トゥオマス・ビティッカ』(Tuomas Vitikka, 1906)や『ヤーナ・ロンテュ』(Jaana Rönty, 1907)、劇作では『トゥオマス牧師』(Tuomas piispa,1909)など多くの作品を残している。 |