KIRJOJEN PUUTARHA
フィンランド文学情報サイト

ニュース

第15回東京国際ブックフェア閉幕!!

第15回国際ブックフェア閉幕!!

【第15回東京国際ブックフェア閉幕!!】

昨日(7/13)第15回東京国際ブックフェアが閉幕しました。昨年に引き続き出展したフィンランド文学情報センター・FILIのブースも盛況で、多くの出版社の方がに新しいフィンランドの児童書をご紹介することができました。

FILIからは所長代理のティーナ・レフトランタ、プロジェクトマネージャーのレーナ・ラハティ、そして日本人の専門調査員・通訳として本サイトの2名(末延弘子、五十嵐淳)がFILIの一員として参加しました。

FILIは、フィンランド文学の翻訳、印刷、刊行を支援し、海外におけるフィンランド文学の振興を促進する政府管轄下の文学情報機関です。1977年に設立した当センターは、国立学術文化機関フィンランド文学協会(SKS,1831設立)の下部組織として活動しています。

それゆえ、ブックフェアでは日本の出版社の方々に新しいフィンランドの児童書をお知らせすることやFILIの助成金制度についてお話しすることが主な業務でした。

一般の方々に書籍の販売などは行ないませんでしたので、会場に足を運ばれた一般の方々にとっては物足りない内容であったと思います。せめてもの救いは、一般の方々にもブースに陳列してある児童文学作品を手にとって立ち読みする場を提供したことです。

来年の出展について正式には決まっていませんが、児童書だけでなく、大人向けの小説なども紹介する方向で動くそうです。来年のブックフェア期間までには、今回ご紹介した作品が邦訳されればと期待しています。

最後に、会場に足を運ばれた方々や、関係各所の皆様方に感謝し第15回国際ブックフェアの簡単な報告とします。

【備考】

今回のブックフェアで展示した児童文学作品は60点、その他フィンランドに関する書籍4点でした。


ニュース&特集記事の目次へ   ▲このページのトップへもどる