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カトリ・ヴァラ賞

感情を色彩豊かに表現した詩集『遥かなる庭園』(Kaukainen puutarha,1924)や『青い扉』(Sininen ovi, 1926)を著し、フィンランド語詩の初期モダニズムに貢献した女流詩人カトリ・ヴァラ(Katri Vala, 1901-1944)を称え、1982年に国民教育財団(KSR)が設立したカトリ・ヴァラ賞という文学賞があります。

本年度受賞者に詩人のヨハンナ・ヴェンホ(Johanna Venho, 1971?)が選ばれました。三作目の詩集『お祭りのごとく』(Yhtä juhlaa, 2006, WSOY)でヨハンナ・ヴェンホは、母親や女性の日常を民俗詩のように脚韻のリズムで綴り高い評価を得ました。今後注目すべき若手女流詩人の一人です。WSOYのサイトにこの作品の一部が紹介されていますので是非ご覧ください!


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