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Savonia文学賞の受賞者

Kiven sylissä

【Savonia文学賞の受賞者】

2011年度のSavonia文学賞(Savonia-kirjallisuuspalkinto)の受賞作品が発表されました。この賞は、フィンランド東部Savo地方出身の作家に与えられる文学賞でKuopio市が主催し、賞金は10,000ユーロになります。今年度の受賞作品は、エスコ=ペッカ・ティーティネン(Esko-Pekka Tiitinen, 1956-)の小説『Kiven sylissä』(2010, Tammi)です。ティーティネンは、絵本や児童書を手がけるほか、小説、映画や舞台、放送作家としても活躍しています。どんな小さな生きものも大きなものをもった存在で、温もりをもとめて関わり合いながら生きているということを描いた名作『Hippiäinen(小さな鳥のはなし)』(2001)ほか、15歳の少年少女が音楽を通して生きる希望を見出していくバンド結成物語『Villapä ät(ニットソックス)』(2008)などがあります。なお、『ニットソックス』は2008年度のフィンランディア・ジュニア賞を受賞しました。


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