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プーパー帽賞 ティーナ・ピュストュネンへ

ピュストュネン

【プーパー帽賞 ティーナ・ピュストュネンへ】

フィンランド漫画協会(Suomen Sarjakuvaseura ry )が主催するプーパー帽賞の2010年度受賞者にティーナ・ピュストュネン(Tiina Pystynen, 1955~)が選ばれました。作家であり、グラフィックデザイナーのピュストュネンは、「女性」や「セクシュアリティー」に関するタブーを多く取り込んだ作品を勢力的に発表し続けています。代表作に『Onnen koukku(幸せの物かけ)』(1992)、『Leskikuningattaren muistelmat(未亡人の王女の思い出)』(1993)があります。

最近の作品では、『Runousoppi. Miten elämä muuttuu taiteeksi(詩学。どうやったら人生は芸術となるのか) 』(2004)があり、芸術の中における絵と言葉の歴史的な意義を問いただしています。

プーパー帽賞の過去の受賞者については、こちらを参照してください。


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