カレヴァラコル文化財団により、フィンランドの児童文化振興に貢献した人物に贈られる賞。賞金は4,000ユーロ。同財団自体は1994年に設立され、フィンランド文化に基づいた研究や文化振興を促すプロジェクトを支援することが目的である。その一環として、2004年に新たに加わった同賞の記念すべき第一回受賞者は、フィンランド文学協会(SKS)の民俗詩資料館研究員ウッラ・リッポネンである。
カレヴァラコルとは、フィンランド国民的叙事詩『カレヴァラ』をモチーフとした宝飾品。熊、鳥、蛇、馬、樫、リンネソウといった動植物や、太陽、月、雲といった森羅万象シリーズから、作者エリアス・レンロートの名を冠したものまで幅広く、その種類は400点にも上る。ブロンズ、シルバー、ゴールドの三種類がある。
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