Lauri Viita

ラウリ・ヴィータ (Lauri Viita, 1916-1965)

フィンランドの詩人、小説家。動的な音調で綴られた詩集『コンクリート挽き』(Betonimylläri, 1947)や、二人の妖精の視点で幻想的に世界観を表現した散文詩『ククノル』(Kukunor, 1949)で、フィンランド語詩のモダニズムの先駆け的な存在となる。その他に、代表作として20世紀初頭のフィンランドを舞台に労働者の家庭の変遷を物語った自伝的な小説『モレーン』(Moreeni, 1950)がある。