Marja-Liisa Vartio

マルヤ=リーサ・ヴァルティオ
(Marja-Liisa Vartio, 1924-1966)

フィンランドの女流小説家、詩人。人生の再起を田舎暮らしに求めた女性の心境を描いた小説『それは、春にあったこと』(Se on sitten kevät, 1957)を著し、その詳細な人物描写や豊かな空想的な表現で高い評価を得る。その他に、詩集『結婚式』(Häät, 1953)、短編小説集『大地と水の狭間で』(Maan ja veden välillä, 1955)や小説『鳥はあの人のものだった』(Hänen olivat linnut, 1967)などの作品がある。