Katri Vala

カトリ・ヴァラ
(Katri Vala, 本名Karin Alice Heikel Wadenström, 1901-1944)

フィンランドの女流詩人。感情を色彩豊かに表現した詩集『遥かなる庭園』(Kaukainen puutarha,1924)や『青い扉』(Sininen ovi, 1926)を著し、フィンランド語詩の初期モダニズムに貢献する。その他に、後期の作品として、戦時中の混乱を平和主義的な観点から描いた詩集『巣が燃える』(Pesäpuu palaa, 1942)がある。