エスコ=ペッカ・ティーティネン
(Esko-Pekka Tiitinen, 1956-)

絵本や児童書を手がけるほか、小説、映画や舞台、放送作家としても活躍している。どんな小さな生きものも大きなものをもった存在で、温もりをもとめて関わり合いながら生きているということを描いた名作『Hippiäinen(小さな鳥のはなし)』(2001)ほか、15歳の少年少女が音楽を通して生きる希望を見出していくバンド結成物語『Villapä ät(ニットソックス)』(2008)などがある。『ニットソックス』はフィンランディア・ジュニア賞を受賞した。