イルポ・ティーホネン (Ilpo Tiihonen, 1950-)

Ilpo Tiihonen フィンランドを代表する詩人。現在までに数十冊の詩集を刊行し、フィンランド政府文学賞や踊る熊賞など受賞作品も数多い。また、舞台やテレビやラジオの脚本を手がけ、翻訳家としても活躍している。なかでも、愛と生と死をテーマにした『ラルゴ(Largo)』(2004)は、詩に凝縮された情熱や歓喜や癒しを歌ったティーホネンの傑作である。