オッリ・シニヴァーラ
(Olli Sinivaara, 1980~)

フィンランドの若手詩人。文芸誌『若い力(Nuori Voima)』や『火と煙(Tuli & Savu)』などに詩やエッセーや書評を寄せるほか、ルネ・ジラールといったフランス哲学や詩の翻訳家としても活躍する。処女詩集『炭焔(Hiililiekki)』(2005)では、言葉のもつ可能性を引き出して、五感を鼓舞するように言葉に動きをもたらした。