Frans Emil Sillanpää

フランツ・エミール・シッランパー
(Frans Emil Sillanpää, 1888-1964)

フィンランドの小説家、劇作家。恋愛小説『人生と太陽』(Elämä ja Aurinko,1916)や、1918年に勃発した内戦を綴った小説『聖貧』(Hurskas kurjuus, 1919)で人間の心理を克明に描写し、文壇での地位を確立する。その他に『若くして逝きし者』(Nuorena nukkunut, 1931)、『男の道』(Miehen tie,1932)、『夏の夜の人々』(Ihmiset suviyössä,1934)などの小説や、『愛しの我が祖国』(Rakas isänmaani, 1919)などの劇作を著している。1939年にノーベル文学賞受賞。