マウリ・サリオラ
(Mauri Sariola, 1924-1985)

フィンランドの推理小説家。『ヘルシンキ事件』(Lavean tien laki, 1961)に代表されるように、犯罪や性のモラルなどの題材を推理小説で描き出し、フィンランドを代表する推理小説家となる。また、国際的な評価も高く、多くの言語に翻訳されている。作品に、『赤いオンドリの歌』(Punaisen kukon laulu, 1963)、『フィンランド人騎手』(Suomalainen ratsastaja, 1977)、『青春のブリッジ』(Nuoruuden komentosilta, 1985)などがある。