リスト・ラサ
(Risto Rasa, 1954)

フィンランドの詩人。司書。生きとし生けるものたちの小さな世界を大きく見せる、細やかで繊細な詩が特徴である。代表作に、『森の壁は緑の扉(Metsän seinä on vain vihreä ovi, 1971)』『旅するスズメ(Kulkurivarpunen, 1973)』『大空の下で(Taivasalla, 1987)』自然を詠った愛誦歌が多い。1996年にエイノ・レイノ賞を受賞。