マルヤッタ・クレンニエミ
(Marjatta Kurenniemi, 1918-2004)

フィンランドを代表する児童文学作家。自然と想像力をテーマに、児童詩、児童小説、童話を数多く残している。自然にいくつものビジョンを見出し、きらきらした驚きとどきどきする冒険心を掻きたてる童話の世界が美しい。代表作に、『ねむりの精ウニッコのお話』(1947)や「オンネリとアンネリ」シリーズ(1966-84)などがある。フィンランドの芸術家に贈られる最高位勲章プロフィンランディアメダルやトペリウス賞など受賞し、読み継がれ愛され続けている作家の一人。