キルシ・クンナス (Kirsi Kunnas, 1924-)

Kirsi Kunnas フィンランドの詩人。言葉遊びに潜む創造性を追い求め、軽快なリズムと明朗なユーモアでフィンランド児童詩を開拓した第一人者。子どものための詩集『ティーティアイネンの童謡集』シリーズ(1956-)はフィンランド版マザー・グースとして愛誦され続けている。モダニズム詩人でもあり、プロフィンランディアメダル(1973)やフィンランド政府賞など多数受賞し、アストリッド・リンドグレン記念文学賞候補にも選ばれた。翻訳家としても活躍し、マザー・グース、ルイス・キャロル、ロルカをフィンランド語に訳す。