Tomi Kontio

トミ・コンティオ
(Tomi Kontio, 1966-)

フィンランドを代表する若手詩人、小説家、児童作家。処女小説『ダンスフロアをあおいで(Tanssisalitaivaan alla)』(1993)でヘルシンギン・サノマット文学賞を受賞。また、おやすみ前に二人の娘に読み聞かせていた物語から誕生した児童書『春にお父さんは、鳥になった(Keväällä isä sai siivet)』(2000)は、2000年度フィンランディア・ジュニア賞を受賞したほか、2001年には同作品で第1回ストゥーラエンソヴァルカウス児童文学賞に輝いた。2007年には『小窓のついたウシ(Lehmä jonka kyljessä oli luukku)』でルドルフ・コイヴ賞を受賞している。