Eeva Kilpi

エーヴァ・キルピ
(Eeva Kilpi, 1928-)

フィンランドの女流小説家、詩人。女性の性に対する感性を描いた小説『タマラ』(Tamara, 1972)に代表されるように、女性の心理描写で高い評価を得る。作品としては、『ミラーに映る女』(Nainen kuvastimessa, 1962)や『死と年下の愛人』(Kuolema ja nuori rakastaja, 1986)などの小説、『愛の詩』(Laulu rakkaudesta, 1972)や『死ぬ前に』(Ennen kuolemaa, 1982)などの詩集を著している。