ユルキ・キースキネン
(Jyrki Kiiskinen, 1963-)

フィンランドを代表する作家。詩集や小説を発表し、いずれも高く評価され、小説『沼男』でカレヴィ・ヤンッティ賞を、詩集『ぼくが生きるとき』で踊る熊賞を受賞している。執筆活動のほか、フィンランド文学を海外に発信する『ブックス・フロム・フィンランド』を始めとした文芸誌で編集長を歴任。文芸誌『若い力』では、若手詩人の活躍の場を広げた功績が評価され、エイノ・レイノ賞を受賞している。また、北欧、ラテンアメリカ、アフリカといった海外の現代詩の翻訳家としても活躍。「うさぎヤニスとあらいぐまヴァンキのおはなし」シリーズで児童文学作家としてデビューした。