トーヴェ・ヤンソン
(Tove Jansson, 1914-2001)

フィンランドの女流小説家、児童小説家、画家。独特の挿絵を効果的に配置し、幻想的な世界観を求めた小説『小さなトロールと大きな洪水』(Smatrollen och den stora översvämningen, 1945)を始めとするムーミン作品で、国際的に高い評価を得る。その他に、自伝的な小説『彫刻家の娘』(Bildhuggarens dotter, 1968)、短編小説集『聴く女』(Lyssenerskan, 1972)や絵本『それからどうなるの？』(Hur gick det sen?, 1952)など数多く作品を著している。