アイノ・ハヴカイネン&サミ・トイヴォネン
(Aino Havukainen, 1968-)&(Sami Toivonen, 1971-)

グラフィックデザイナーとして活躍するかたわら、絵本のイラストや児童書を数多く手がける。ノポラ姉妹の「リスト・ラッパーヤ」シリーズ(1997~)のイラストに加え、「ヴェーラ」シリーズ(1999~)や「タトゥとパトゥ」シリーズ(2003~)などでも、動画的な配色とユニークなキャラクターが弾むような子どもの心を映しだす。ブラチスラバ国際絵本原画展などにも出品し、2001年にはルドルフ・コイヴ賞を受賞し、『タトゥとパトゥ、ヘルシンキへいく』(2003)はフィンランディア・ジュニア賞候補に選ばれた。