Paavo Haavikko

パーヴォ・ハーヴィッコ
(Paavo Haavikko, 1931-2008)

フィンランドの詩人、劇作家、小説家。『遠のく道』(Tiet etäisyyksiin, 1951)を始めとする詩集で、歴史、生と死、女性など多様な題材を簡潔な言葉遊びで表現し、フィンランド語詩のモダニズムを代表する存在となる。また、国際的な評価も高く、作品の多くが翻訳されている。その他に、小説『瑣末事』(Yksityisiä asioita, 1960)、詩集『木々、その漲る青』(Puut, kaikki heidän vihreytensä, 1966)、劇作では『鉄器時代』(Rauta-aika, 1982)など数多くの作品を著している。