アンニカ・イダストロ-ム
(Annika Idström, 1947-)

フィンランドの女流小説家。親と子の矛盾に満ちた共同生活と、そこから芽生える愛憎劇を描いた小説『わが愛する父』(Isäni, rakkaani, 1985)を著し、その生気のある表現で高い評価を得る。その他に、『碧空』(Sinitaivas, 1980)や『わが兄弟、セバスティアン』(Veljeni Sebastian, 1985)などの小説を著している。