Anna Maria Mäki

アンナ・マリア・マキ
(Anna Maria Mäki, 1976~)

トゥルク商業大学、ヘルシンキ大学、創作学校などを経て、現在、さまざまな情報システム設計を行うインターネット関連会社で情報通信部長を務める。3人の子どもを持つ母親でもある。作家のミッコ・リンミネンに勧められ、処女小説『閉じ込められた魅惑(Suljetun paikan lumo)』(2005)を刊行する。処女小説では、さまざまな恐怖が優れた人物観察を介して描かれ、ディテールから拡張する力強い現実描写には引き寄せられるものがある。