【フィンランド政府外国人翻訳家賞受賞】
2007年度のフィンランド政府外国人翻訳家賞(Valtion ulkomainen kääntäjäpalkinto)の受賞者に、本サイトのスタッフ 末延 弘子さんと英国人翻訳家 David Hackstonの二名が選ばれました。日本人の受賞は、末延弘子さんがはじめてとなります。
今回受賞した二名は、いづれも若手の翻訳家であるにもかかわらず、これまでの功績が高く評価されました。また、今後の活躍が期待されている翻訳家でもあります。
フィンランド政府外国人翻訳家賞は、フィンランド政府教育省(正式には文化大臣が授与する)より、海外におけるフィンランド文学の認知度を高め、また、翻訳活動によって貢献した外国人翻訳家に贈られる賞です。賞金は10,000ユーロ。選考委員は、フィンランド文学協会フィンランド文学情報センター(FILI)となっています。翻訳家に与えられる賞の中では、最高位に分類される賞です。授賞式は、8月に行われる予定です。過去の受賞者は、こちらで確認できます。
【サイト管理人よりお祝いの言葉】
30歳までに翻訳本を1冊出すといっていた夢は既にかるくクリアーし、尚且つフィンランド政府外国人翻訳家賞も32歳の若さで達成しましたね。長年弘子さんの努力を目の当たりにしているだけに、わたしも大変喜んでいます。久々感動しました。8月の受賞式では、弘子さんらしい詩的なスピーチで、思いのたけを謳いあげてきてください。
今後の益々活躍されることを期待しております。 Kirjojen Puutarha管理人(五十嵐 淳)
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