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フィンランド児童作家たちの躍進を称えて

Kristiina Louhi

フィンランド書籍倶楽部とフィンランド書籍出版協会は1974年以降、質の高い優秀な作品によって読書を促進してきた作家を表彰してきましたが、2005年度は、イラストレーターのクリスティーナ・ロウヒ(Kristiina Louhi, 左写真)、児童作家のティモ・パルヴェラ(Timo Parvela)とトゥーラ・カッリオニエミ(Tuula Kallioniemi)、そして脚本家であり俳優のシリヤ・シッランパー(Silja Sillanpä ä)が功績を称えられました。とくに、クリスティーナ・ロウヒは、「繊細で穏やかなユーモアに満ちた子どもの世界」を巧みに表現し、2004年には『とまり木と少女』でフィンランディア・ジュニア賞を、『おひめさまたちの童話の宝箱』で最優美書籍賞を受賞しています。また、数十冊もの児童書を精力的に発表しているティモ・パルヴェラやトゥーラ・カッリオニエミは、子どもの視点に立って子どもの日常を描くだけではなく、子どもの情緒をユーモアで引き出し、多くの読者から支持を得ています。

link1 最優美書籍賞(Vuoden kaunein kirja)の過去の受賞者については、こちらをご覧下さい。


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