【小泉保先生ご逝去】
言語学者として長年ご活躍された小泉保先生が12月18日に84歳でご逝去されました。小泉先生は、日本におけるウラル語研究の草分け的な存在であり、この分野において多大な功績を残されました。また、フィンランド文学の分野においても叙事詩『Kalevala』の日本語訳を完成させ、フィンランド文学を日本に紹介した第一人者でもありました。
本サイトのスタッフもフィンランド文学を学ぶにあたって、小泉先生にご助言をいただいたことを覚えています。また、近年では、2008年に出版された『カレワラ物語 フィンランドの神々』(岩波少年文庫)について、楽しそうに内容をお話しする小泉先生の姿を覚えています。
本サイトのスタッフ一同、謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り申し上げます。
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