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記念すべき第一回フィンランド児童カレヴァラ賞はウッラ・リッポネン女史へ

カレヴァラコル*文化財団によって、フィンランドの児童文化研究と振興に貢献した人物に贈られる第一回フィンランド児童カレヴァラ賞は、フィンランド文学協会(SKS)民俗詩資料館所属研究員であるウッラ・リッポネンに決定しました。賞金は4,000ユーロです。

リッポネン女史の二〇数年にわたって研究してきた新旧フィンランド児童文化への功績が称えられ、なかでも現代の児童文化の収集と研究に貢献したことが受賞の理由となりました。

財団創始者は、『子どものためのカレヴァラ(Suomen lasten Kalevala)』(2002)の作者で有名な国家教育委員会長キルスティ・マキネンです。

* フィンランド国民的叙事詩『カレヴァラ』をモチーフとした宝飾品。熊、鳥、蛇、馬、樫、リンネソウといった動植物や、太陽、月、雲といった森羅万象シリーズから、作者エリアス・レンロートの名を冠したものまで幅広く、その種類は400点にも上る。ブロンズ、シルバー、ゴールドの三種類がある。


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